お金と生きる

年収300万の妻子持ちサラリーマンが人生を送る中で必要な"お金"についての考えをまとめていきます

知っておきたい分散投資の種類

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投資には分散投資といった考え方があります

分散投資をざっくりと説明するなら

○○を分散して投資する

といったことになります

分散投資は5つにわけることができます

それぞれについて説明していきます

地域の分散

投資先は日本だけにあるのではなく、世界中に投資することが可能です

括りとしては、

といった括りが株式投資では使われることが多いと思います

日本とアメリカ、ヨーロッパの各国を見ても全てが同じ値動きをするわけではなく、それぞれが異なる動きをするわけです

日本がバブル崩壊後、しばらく株価の低迷が続いていた時期にもアメリカの株価は右肩上がりで推移していたことを見ると分かりやすいと思います

リーマンショックのように全世界的に株価ぎ下落することもありますが、その後の回復スピードをみても国や地域を分散することはリスクを回避するひとつの手段になります  

通貨の分散

地域の分散に似た部分がありますが、通貨も各国で異なり、ユーロのように地域で使用される通貨も存在します

最近だと、トルコリラ南アフリカランドあたりが注目を浴びていますね

あとは、仮想通貨も含まれます。誰もが知るものだとビットコインリップルモナコインあたりですかね

仮想通貨は私自身あまり興味がないので詳しくはわかりませんので、気になる方は調べてみてください

資産の分散

株式投資投資信託、債権、不動産、預貯金、貴金属などがあります

どれも景気の変化に対して異なる値動きをする事が多いので組み合わせ次第ではリスクを軽減することができます

どれかひとつだけに資産を集中させてしまうとリスクが大きいということになります

それぞれ未来の値動きを知ることはできませんので、リスクを回避したい方はメリット・デメリットを十分理解して組み合わせて運用していくのがベストかと思います

内容の分散

資産の分散と合わせて考えたいのが内容の分散です

株式投資ひとつをとっても、様々な投資先があります

日本の株式を例にあげると、絶対に値崩れしないと言われていた東京電力福島原発の事故で暴落しました

最近だと日産自動車の不祥事で株価が下落しました

下落した企業がある反面、上昇している企業もあります。 最近だと富士通が右肩上がりで上昇しています

投資先が1つだと、その値動きに一喜一憂してしまいますが、複数に投資することで全体として資産の推移をみることができるようになります

1つの企業の株価が大きく上下しても日経225やS&P500などの指標は極端な動きはしません。日経225であれば日本の225社を対象にしているので、1つの企業の値動きには大きく左右されないのです

時間の分散

値動きに対して一定の金額を投資または売却することで高値掴みや安値売りを回避することができます

1度にまとめて売買してしまうとその時点での値で確定してしまいます

買うときであれば、買った後に値が下がってしまったら、

「もう少し後で買えばよかった」と後悔することでしょう

もし、このときに資金の余力があれば買い増しもできますが、資金がなければ値が下がっていくのをただただ見守ることしかできません

一定の金額をある程度の間隔をあけて投資することで値動きの幅を緩やかにしてくれるのが時間を分散するメリットになります

どんな投資をするかは十人十色

分散投資が素晴らしいようにもみえますが、最終的には個々の判断になります

  • そもそも何のための投資なのか?

  • 資金はどれくらいあるのか?

上記2つは人それぞれ違います

短期間で大きく増やしたいというのであれば、分散しないあるいは分散しても2~3つに絞って投資するのも1つの手段です

長期間にわたって、確実に増やしたいのであれば分散しておいたほうがリスクが小さくなります

また、資金力の違いもどのように分散するかどうかの分かれ目だと思います

1億円と100万円の3%はそれぞれ300万円と3万円です

同じ投資をしていれば、増えるも減るも同じ割合なのに金額で見ると大きな違いがあります

10年後に100万円増やしたい!と思ったときに1億円を持っている人と100万円を持っている人が同じ投資をしていては難しいわけです

例えば、1億円持っている人が『投資で100万円の利益が出た』と言ったものを100万円持っている人が真似しても同じ結果になるとは思えませんよね

 

分散投資は、ひとつひとつの価格変動のリスクを分散させて好リターンを目指す運用です。"高リターン"ではなく"好リターン"です

リスクを0にすることは極めて難しいですが、限りなく少なくすることが可能です。高リターンは難しくても好リターンは狙えると思います

分散投資で、あなたのポートフォリオを形成していきましょう